復元画の背景を作成しています。

復元画の背景を作成しています。


哺乳類の復元画は中上野さんが作成されています。そして、背景は博物館の学芸員が作成しています。

低木

PhotoshopCS3を使用しています。
描き方は、京都大学霊長類研究所の方に指導を受けました。

なお、当時の植物相につきましては以下の文献を参考にしました。哺乳類化石が複数の地層にまたがって産出しているため、平均的な植物相を再現しました。


伊奈治行(1981)瑞浪層群の化石 1.可児・瑞浪盆地の植物. 瑞浪市化石博物館専報, 第2号.

伊奈治行・齊藤 毅・川瀬基弘・王 偉銘(2007)岐阜県南部の下部中新統中村層から産したLiquidambar(フウ属, マンサク科)の葉,果実および花粉化石. 地質学雑誌, vol. 113, no. 10, 542-545.


加えて博物館に収蔵されていた瑞浪市周辺の植物化石も検討材料にいれました。

また、著者の一人である伊奈先生に監修をお願いしました。


復元画作成中
上の絵は監修を受ける前のものの一部です。全体はまた開催日が近くなったら公開する予定です。


おもな修正点は、

1)低木をもう少し増やす。画像では左下のようなハシバミの仲間を描いたのですが、ほかにノイバラなども産出しているということで追加しました。

2)水草を増やす。文献からコウホネが産出していたことは知っていたのですが、ほかにも産出しているはずということで標本を調べてみましたら、ハスやヒシも産出していました。これらを描き加えました。

3)草原はまだ広がりすぎず、氾濫原のような感じで描いては、ということでしたがなかなかそれでは枠内に収まりません。哺乳類が埋もれてしまうのです。水辺にはヤナギやハンノキの仲間が生育していたようですのでこれらを書き加えると共に、草原内にもハンノキの仲間を描き足しました。

まだ、修正途中です。他にも地質学の先生などから土地が平らすぎる、もっと微地形があるはず、だとか流れがそれなりにある川のはずなどの意見をいただきながら修正しています。

はたしてどのようなものができあがるのでしょうか。

特別展では横幅2メートルの大きなものが正面に飾られます。お楽しみに!
スポンサーサイト

テーマ : イラスト
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

非公開コメント

プロフィール

MFMuseum

Author:MFMuseum
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR